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 Posted by ミリタリーブログ  at 

WWⅡヒストリカルゲームに行ってみよう!その2

という訳で前回の続き。



フィールドのどこかに、米軍の情報将校とその護衛2名がいます。
それを探すため移動を開始する米軍部隊。
先頭を任された僕とS二等兵のツーマンセルで進路をクリアリングしていきながら、
フィールドの中を進んでいきます。

入って5分でドイツ兵発見。早えー。
射程距離でしたが、情報将校の救出まで交戦は禁止なので、
本隊に戻り軍曹に敵の位置を伝える。
迂回して進むこととなりました。

道が二つに分かれた場合は、まず僕とS二等兵で交差路のクリアリング。
交差路を確保したら、周囲の斥候。
地形と敵の有無を確認した後、先任軍曹に報告。
先任軍曹はマッピングを担当するG軍曹と相談しながら進路を決定。
こうして極力戦闘をさけつつ、フィールドの奥へと進んでいきます。

墜落現場に近づくと、ドイツ兵の姿も多くなってきました。
まだあっちからは発見されてない様子。しめしめ。
もちろん迂回して進みます。

墜落現場に到着するも、やっぱり情報将校の姿はなし。
どっかに移動してる模様。
ドイツ兵はさらに多くなってきたが、迂回でなんとかやり過ごす。
情報将校を求めて、さらにフィールドの奥へと進むことなりました。

フィールドのどこか遠くからは、散発的に発砲音が聞こえてきます。
おそらく英軍とドイツ軍の戦闘でしょう。
がんばれ英軍。米軍の分まで。

1時間以上歩いたが、情報将校は見つからない。
かなり疲れてきました。
とりあえず林の中に身を隠し、作戦会議。
これだけ探しても見つからないとなると、
情報将校はドイツ軍の捕虜となっている可能性も出てきます。
奪還の必要がありますが、アメリカ側はドイツ軍の半分以下の人数。
この人数比では成功はかなり難しいでしょう。
英軍と合流すべきか、一か八か米軍のみで強襲するか、
うかつに動かざるべきか・・・


とその時、すぐ近くで人の叫び声。
本隊を林の中に残し、僕とS二等兵で偵察に出ます。

慎重に進むと、遠くのほうでブッシュの中から見慣れたカーキ色の
M42ジャケットを着た人影が、銃をこちらに向けながら飛び出してきました。

ありゃ米軍だ!情報将校だ!

「フラーッシュ!」と呼びかけると、
「サンダー!」と返してきました。
これはD-Dayで実際に米軍空挺が使った合言葉です。

「S二等兵!見つけた!情報将校だ!本隊に連絡してくれ!」
一緒にいたS二等兵に本隊を連れてくるようお願いします。

僕は周囲を警戒しつつ、情報将校達に近づきます。
護衛の英軍兵士が敬礼して状況を報告してくれましたが、
僕は握手で応えました。
「よくぞご無事で!」
情報将校、護衛二名共に無事。
なんとドイツ兵の捕虜一名までつれている始末。

そうこうしているうちに、本隊がこの場に到着。
みんな口々にお互いの無事を祝います。
サバゲーやっててこれほど感動したのも珍しい。
相手の生存を諦めかけてただけに感動もひとしお。
実にゲーム開始から1時間半以上が経っていました。

しかしゲームはこれで終わりではありません。
そう、彼らを護衛しつつ、フィールドの外まで帰らねばならないのです・・・


という訳でまたまた次回に続く!
  


2010年03月26日 Posted by りゅう  at 01:59Comments(8)ゲーム

WWⅡヒストリカルゲームに行ってみよう!その1

さて、WWⅡの装備をつらつらと書いてまいりましたが、
「ヒストリカルって一体どんなゲームしてるの?」
とお思いの方も多いと思いますので、
今回は、ヒストリカルゲームのレポートしようと思います。

参加してきたのは3月21日に本栖ハイランドで行われた
「Historocal Fest 2010」
時代や状況などのシチュエーションを決めてゲームをします。
私は米軍101空挺師団として参加しました。

他の陣営は、友軍のイギリス軍と、毎度憎き敵国のドイツ軍です。

その中で行われたゲームの一つをご紹介します。

「Saving Intelligence Officer」
@状況
時は1944年8月のノルマンディー。
未だに残るドイツ占領下に、米軍の情報将校が乗っていたグライダーが墜落。
この情報将校は重要な軍事機密を所持しているため、
米英連合軍は一刻も早い救出が必要となった。
一方、ドイツ側もこの情報をつかみ、墜落した情報将校の身柄確保に動き出す。
こうして1人の情報将校をめぐって、米英vs独の争奪戦が始まった・・・

と、状況はこんなところです。
ゲームとしては、アメリカ、イギリス、ドイツの各チームでフィールドのどこかにいる
情報将校を相手より早く見つけ、フィールドの外まで連れてくることが勝利条件になります。
各陣営には、墜落現場の印がついたフィールドの地図が渡されます。
墜落現場はフィールドの一番奥。
情報将校は墜落現場からのスタートとなりますが、情報将校はドイツに捕まらないように
フィールド中を移動します。
つまり、移動する情報将校を広大なフィールドの中から探さなければいけません。

ちなにみ基本的にはサバゲーなので、弾に当たったらヒットとなるのは同じ。
今回は、ヒットとなった場合、指揮官へタッチすれば復活。
指揮官が5回ヒットとなったら部隊全滅となります。

米軍側の編成は少尉1、先任軍曹1、軍曹2、二等兵3の7人。英軍は5人ぐらい。
対するドイツ軍は20人ぐらい。今回も厳しい戦いになりそうだぜ!

米軍としては、少尉の判断により
1、とりあえず墜落現場まで向かう。(そこに情報将校はいない可能性が高いが)
2、情報将校の救出までは交戦しない
という方針を立て、フィールドに縦隊陣形で突入。

先頭は先任軍曹の指示により私とS二等兵。
「とにかく前に出て、本隊が安全に移動できるよう策敵を厳に!」
という檄が飛ぶ。

てな感じでゲームスタート。
しかしこれは地獄の始まりにすぎなかった・・・

というわけで次回へ続く!

  


2010年03月24日 Posted by りゅう  at 01:07Comments(2)ゲーム