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 Posted by ミリタリーブログ  at 

M43フィールドジャケット

WW2米軍装備紹介、今回はこちら
米兵野郎の心の原点、M43フィールドジャケットです。

4つの大きなポケットはその後のM65ジャケットへと受け継がれていくだけでなく、
あらゆるBDUの原点ともいえる歴史的なジャケットです。
当時のマウンテンジャケットを参考に作られたそうです。
分厚いコットンの生地のおかげで、どんなブッシュへもズカズカ入って行けます。
その分非常に重くて、雨でも降って濡れでもすれば大変なことになりますが・・・。



裏はこんな感じ

裏地も分厚いので非常に暖かいです。
これで夏服だっていうんだから、ヨーロッパって寒いんですねえ。
ウエストはヒモで絞れるようになってます。



便利な機能はコレ
普段は開いた状態のエリですが・・・



フラップを使って閉じることができます

寒いときは便利です。



このM43フィールドジャケットは、第101空挺師団にはマーケット・ガーデン作戦の頃に
M42ジャンプジャケットと入れ替わりで導入されました。
理由として、M42の強度不足とかヨーロッパの気候・植生に合わなかったとかありますけど、
一番の理由は装備の合理化だと思います。
それまで歩兵、戦車兵、空挺など、兵種によってバラバラだった装備が、
1944年ごろからM43フィールドジャケットへと統合、合理化されていきます。

戦争とは国力を兵力に変換し、国同士で競い合う行為と言えます。
兵器とはその変換ツールであり、求められるのはその変換効率です。
アメリカは当時からその辺を意識して、装備の合理化を進めていたわけです。
そりゃ強いわなー


寒さにも強いM43フィールドジャケットは、夏のヨーロッパでは快適であり、
冬季装備を持たない101空挺師団を冬のアルデンヌの寒さからも守りましたが、
日本の夏の気候には過剰防衛気味です。
ていうか暑すぎて着れません。

夏は生地の薄いM42ジャンプジャケットがオススメです。
その紹介はまた後日・・・

  


2009年08月14日 Posted by りゅう  at 06:35Comments(3)装備

WW2米陸軍 階級章&歩兵科章

風邪を引いて寝込んでしまいましたので、
久々の更新になってしまいますが・・・

WW2装備第3弾!
ていうか装備ではないんですが、WW2の将校装備には欠かせない
階級章と歩兵科章です。地味な紹介ですいません・・・
ちなみに両方ともレプリカです。

将校はフィールドジャケットの下に着るシャツのえりに
階級章と兵科章をつけます。
でも、実際の戦場では、敵に狙われるので外している将校が多かったそうです。






これは少尉の階級章です。






これは歩兵の兵科章
支給される普通の歩兵科章はマスケット銃をクロスさせたものですが、
これは「バンドオブブラザーズ」のE中隊の連隊番号である「506」が入っています。
劇中でも、ウインダーズやニクソンがつけてますね。
連隊への愛着の証として、PXで売られていたものをつけてたんでしょうね。
連隊番号の入った兵科章は、現在でもPXで売られてるそうです。




ちなみに参加するWW2のヒストリカルゲームでは
僕が将校なんぞおこがましいので、
5級技術兵(技術伍長)で頑張ってます。

それッ!突撃だー!
  


2009年08月07日 Posted by りゅう  at 23:08Comments(1)装備